インプラント治療について

インプラントとは、欠損歯に人工の根を植立すること。
C.P.外傷などによって歯牙が亡くなった場合の処置。
ブリッジなどと比べて1本の歯を作るので、他の歯へのダメージがなく、逆に他の歯の負担を軽減にもなる優れた治療です。

痛そう・怖いと思われる方へ

痛みはほとんどありません。下顎の親しらずを抜くより平気です。

欠点

骨内への植立が基本なので骨が少ない場合できないことがあります。
最近、技術不足・知識不足のドクターによるインプラントのトラブルが増えているようですが、きちんとした診断と施術をすれば大丈夫です。

当クリニックの安心

CT完備 その場での確認ができる

確実な診断

完全な滅菌システム

あまり安いインプラントは注意です。患者様の体は機械ではありませんので、一人一人しっかりした診断が必要であり単純作業では危険です。

インプラント治療について

インプラントのメリット

きちんと咬める。

なんといってもインプラントの一番のメリットはきちんと咬めるということです。そのことにより食事中のストレスが無くなるだけでなく胃腸などの消化器官への負担も軽減し、脳血流も増加し脳細胞が活性化されるなど全身の健康維持にも役立ちます。

顎の骨が痩せて変形することが抑えられる。

顎が痩せると見た目の印象で老けて見られてしまいます。インプラントは顎の骨がやせて変形することが抑えられます。

周りの歯の過剰負担を避けられる。周りの歯を削らずに済む。

ブリッジでの治療の場合、失った歯の両側の歯に負担が過剰にかかるため支えている歯の寿命が短くなります。また、支えの歯が健全歯でも健康な歯質を削らなくてはいけません。インプラントであれば両側の歯を削ることなく負担も軽減されるためその他の歯に対して有利に働きます。

インプラントは現在、失った歯を回復する治療としては最良です。

インプラントのデメリット

治療後も半年に一度のメインテナンスをきちんとしなければいけません。ご自分の歯と同じようにきちんとメインテナンスをしていないと痛みがでたり、インプラントの持ちが悪くなります。
全身の健康状態によってはインプラントが行えない場合があります。(ご相談ください)

インプラント治療の流れ

相談・検査・診断・治療計画

インプラント治療に必要な診査を行い、治療が可能かどうかの診断を行います。治療可能な場合は、患者さんとの相談しながら治療計画を立てます。

インプラント埋込手術

インプラントを埋入する部位の歯肉を開き、顎の骨にインプラントを埋入します。インプラントが骨にしっかり結合するまで約3ヶ月程度待ちます。(この間、必要に応じて仮歯を入れますので、日常生活に差し支えありません。)

アバットメント接続

人工歯を支えるためのアバットメント(支台部)をインプラントに接続します。

人工歯の装着

歯を製作するためにお口の中の型を取ります。作成した人工歯をアバットメント(支台部)に装着して完成です。

メンテナンス

インプラントの形や特徴をよく理解した上で、担当医の指導に従ってブラッシングを行い、歯垢や歯石の沈着を防ぎます。インプラントを長持ちさせるために、定期的に担当医の検診を受けることが必要です。

インプラントについてのQ&A

インプラントの治療期間はどのくらいですか?

個人差はありますが、一般的に4ヶ月から6ヶ月程度です。インプラントを埋入する部位にもよりますので、担当医にご相談ください。

費用はどのくらいかかりますか?

インプラント治療は現在保険治療が行えません。使用する本数や種類などによって異なりますので、詳しくは担当医にお尋ねください。

インプラントの治療は誰でも受けられますか?

顎の骨が完成する18歳前後から、お年寄りまで健康な方であればどなたでも可能です。
ただし、妊娠中の方や全身疾患のある方などは制限される場合がありますので、ご相談ください。

一度入れたインプラントに寿命はありますか?

患者さんのお口の衛生状態によって変わりますが、きちんとお手入れをすれば長持ちしますし、逆に手入れが悪いと寿命が短くなる場合があります。長持ちさせるためには、しっかりとブラッシングし、医師による定期健診でチェック、指導してもらいましょう。

インプラント治療後、食べ物などの制限はありますか?

インプラントは顎の骨と結合し、丈夫な土台となりますので、自分の歯と同じように固いものでもしっかりと咬むことができますので、入れ歯のような制限はなくなります。