虫歯予防について

歯磨きだけでは、むし歯は防げません。

むし歯予防において重要なことはもちろん歯磨きです。
しかし残念ながら、歯磨きだけではむし歯は防げません。
むし歯予防のために重要なことのひとつに『食生活の改善』があります。
むし歯菌の餌となる砂糖はできるだけ控え、食べる時にはだらだらと食べないことも大切です。
CMでおなじみの『キシリトールの摂取』もむし歯予防に効果的です。ただし市販のものはキシリトール100%でないものがほとんどですので注意が必要です。
せっかくキシリトールのガムを噛むのであれば歯科医院で販売している、キシリトール100%のものがお勧めです。
ガムを噛むことで唾液の分泌が促進されるので口腔内の乾燥が気になる方にもお勧めしています。
唾液にはむし歯菌が出す酸を薄める緩衝機能というすばらしい働きがありますので積極的にその機能を利用してむし歯予防をしましょう。ガムに限らずよく噛んで食べることは唾液の分泌を促進しむし歯予防にも繋がります。

歯磨きだけでは、むし歯は防げません

フッ素の効果

歯の質の強化としてフッ素を塗布する方法があります。
生えたての歯は弱くむし歯になりやすいとされていますので、フッ素を取り込みやすい15歳くらいまでは積極的なフッ素塗布を推奨しています。
フッ素の効果はエナメル質はもちろん、その下の象牙質に対する効果も若干ながら期待できるので、歯ぐきが下がり歯と歯ぐきの境目あたりがしみるという大人の方も是非利用してください。
軽度のむし歯であればフッ素を塗布することで再石灰化を促す効果も期待できます。

フッ素の効果

プラークコントロールで歯周病予防

プラークコントロールについては、基本的には歯周病予防にも通じることがいえます。
むし歯も歯周病もそれぞれの菌が原因となりますが、その菌が活動するためには活動の餌となるプラークが必要です。このプラークを付着してから24時間以内に完全に除去することが出来ればむし歯にも歯周病にもなりません。しかし口腔内はとても複雑な形態をしていて、歯ブラシ1本で自分で落としきることは不可能といってもいいと思います。
歯と歯の間にはフロスが不可欠ですし、歯と歯ぐきの間にあるポケットが深くなるとそこの汚れを自分で落とすことはできなくなります。
もちろん、毎日の歯磨き・フロスをしっかりとしていただく事が大切ですが、それだけではむし歯は防ぎきれませんので、食生活の改善やフッ素の塗布、キシリトールの摂取といった むし歯になりにくい環境を作ってあげることがとても大切となるのです。

プラークコントロールで歯周病予防

プロフェッショナル ティースクリーニング
(Professional Teeth Cleaning)

虫歯・歯槽膿漏を未然に防ぐ効果的な方法です。
毎日、歯を一生懸命磨いているのに、どうして虫歯や歯槽膿漏になってしまうの?』と思っていませんか?
それは、歯の表面についているプラークが完全に除去できないことから起こるのです。24時間以内に歯に付着しているプラークを完全に除去すれば、虫歯や歯槽膿漏になることはありません。ご自分で磨いているつもりでも、磨けていないのが虫歯や歯槽膿漏になる原因です。
うまくプラークが取れない方は歯科医院のPMTCを受けてください。
歯肉に炎症がある人や歯槽膿漏に方は、特にこの方法が効果的です。

プロフェッショナル ティースクリーニングについてのQ&A

PMTCって痛みはないですか?

柔らかいゴムでできたカップなどを歯にあて、回転させることにより汚れを取り除きますので、痛みを伴うことはありません。

虫歯予防にも効果はありますか?

新しい虫歯の発生を抑えることができます。
また、PMTC を定期的に受け続けた人とそうでない人では6年間で1.4mmの歯肉の変化がみられます。歯周病の進行を食い止める効果があります。

P.M.T.C.を受ければ歯みがきはしなくていい?

いいえ。毎日の歯みがきは絶対必要です。歯の健康はPMTCとセルフケアとの両立で維持することができるのです。

どれくらいの間隔で行うの?

人によって歯や歯ぐきの強さ、細菌の状態、着色の程度などが異なるのでさまざまですが、一般的には3~4ヶ月に1度の割合で行います。

子どもにも必要ですか?

子供でも行ったほうがもちろん効果があります。いくつでも早すぎる、遅すぎるということはありません。いつから始めても一定の予防効果が期待できます。