歯が抜けても
しっかり噛みたい方へ

歯が抜けてもしっかり噛みたい方へ

インプラントとは、虫歯や交通事故、スポーツ中のケガなどで歯が抜けた場合に、チタンの人工歯根を埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯を付ける治療法です。自然な見た目で、グラつかず、自分の歯と同じように噛めるのが特徴です。

「歯が抜けたまま」は危険

歯を失う原因は虫歯だけでなく、突発的な交通事故やスポーツ外傷など、さまざまなケースがあります。

歯を失うことはショックですが「たった1本だし問題ないだろう」と歯が抜けたまま放置するのはとても危険です。

バイク

周囲の歯まで失う可能性

抜けた部分をカバーしている歯に強い力がかかり歯が割れたり、ひびが入ったりします。割れた歯は抜歯の対象となるため、将来歯を失うリスクが上がります。

歯の傾斜

噛み合わせる相手がなくなって
歯が伸びてくる

上の歯が抜ければ下の歯が、上の歯が抜ければ下の歯が伸びてしまい、顎にかかる力のバランスが崩れれて噛み合わせが悪くなります。また伸びた歯が反対側の歯茎に当たって痛み、傷つけるケースもあります。

歯が伸びてくる

顔や姿勢の歪みの原因

抜けた場所をかばって、噛みやすい片方だけで食べる癖がつくと、顔のバランスがずれて、顔の輪郭や全身の歪みが出てきます。

全身の歪み

歯を失ったあとの治療について

歯を失って「抜けた部分を補う」治療が必要になった場合、いくつかの選択肢があります。

入れ歯 ブリッジ インプラント
入れ歯 ブリッジ インプラント

一方で、患者様からは、このようなお悩みをお聞きします。

  • 歯が抜けたままになっている
  • 抜歯が決定した
  • 入れ歯には抵抗がある
  • 今の入れ歯に不満がある
  • 健康な歯を削りたくない
  • 一番奥でブリッジができない

当院では、これらのお悩みを解消できる「インプラント」をおすすめしています。

歯を失ったあとの治療について

インプラント治療とは

インプラントは、虫歯や歯周病、事故などで失ってしまった歯の機能を回復させるため、人工歯根(インプラント)を顎の骨に直接埋め込んで固定させる治療方法です。

インプラント治療

インプラントの構造

入れ歯やブリッジに比べると、インプラントはご自身の歯に近い構造です。

インプラントの構造

インプラントの仕組み

歯がない部分に、インプラントを埋め込みます。顎の骨(歯槽骨)と完全に結合するのを待ってから、セラミックなどの人工の歯を被せます。

インプラントの仕組み

メリット

グラつかず強く噛める

入れ歯の方に一番多いのが「しっかり噛めない」「食べ物が噛み切れない」というお悩みです。インプラントは骨と直接結合するため、グラつかずに自分の歯のように噛むことができます

しっかり噛める

天然歯と見分けがつかない

入れ歯の不自然さ、ブリッジの金属部分など、見た目に不満のある方にもインプラントはおすすめです。透明感のあるセラミックの人工歯を入れれば、自然な見た目になり、周囲に気づかれることはまずありません

天然歯と見分けがつかない

残った健康な歯を削らない

ブリッジは両隣の歯を大きく削って作ります。1本の歯を作るために、2本の健康な歯にダメージを与えてしまう治療とも言えます。インプラントは他の歯に影響を与えず、残った歯の寿命を守る治療方法です

健康な歯を削らない

入れ歯のように取り外す面倒がない

インプラントは固定式なのでご自身で取り外す必要がなく、ケアも簡単です。一方の入れ歯は毎日の洗浄を怠ると口臭・歯茎の腫れ・虫歯などのトラブルになります。また若い方では、入れ歯の付け外し自体に抵抗を感じる方も多いです。

取り外す面倒がない

老けて見えない

歯が抜けたまま放置していると、だんだんと顎の骨が痩せていきます。すると輪郭に影響し「老けている」という印象を与えてしまいます。インプラントなら顎の骨がやせることがなく、口元の印象も変わらないため、若々しい印象を保てます

若々しい印象

デメリット

保健が適用されない自費治療

インプラントは公的医療保険が適用されない自費治療(自由診療)です。

外科手術を伴う

インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要なため、充分な設備、衛生的な環境、歯科医師の技術と経験が大切な要素となります。手術は局所麻酔でおこないます。

治療期間が長い

埋め込んだインプラントが顎の骨と結合(オッセオインテグレーション)するまでには、少なくても数ヶ月が必要です。チタンと骨が完全に結合するからこそ、しっかりと強く噛むことができます。

インプラントが抜け落ちる
場合がある

「インプラントは入れたら治療完了ではない」ということを、ぜひご了解いただきたいと思います。インプラントの大敵は「インプラント周囲炎」で、メンテナンスこそが大切です。

※インプラントの周囲炎とは
インプラントの周囲に汚れがたまることで、歯周病と同じような状態になり、インプラントがグラグラし始めます。そのまま放置すると、最終的にはせっかく埋入したインプラントが抜け落ちてしまいます。

入れ歯に不満のある方へ

  • 入れ歯が痛い
  • 落ちる・外れる
  • 見栄えが悪い
  • もっと強く噛みたい

このような入れ歯のお悩みのある方にも、インプラントをおすすめしています。インプラントは固定式で、ガタつきがなく、見た目も自然な仕上がりです

自然な仕上がり

総入れ歯の方におすすめ
オールオンフォー

総入れ歯の方には、少ない本数のインプラントですべての歯を支える「オールオンフォー」をご紹介しています。すべての歯をインプラントにするよりも身体的な負担が少なく、費用も安価で、しっかりとした噛み心地を取り戻せます

オールオンフォー

当院のインプラント治療の特徴

丁寧でわかりやすい説明

患者様のご不安な気持ちに寄り添って、分かりやすい説明に努めます。気になること、疑問に思うことはどんどん質問してください。一緒に解決策を考え、適切な治療をご提案します。

目黒アーク歯科・矯正歯科院長:吉田哲也

歯科専用のCTを完備

顎の骨、神経、血管などを立体的に、高画質で撮影できます。このデータをもとに作成した緻密な治療計画によって、手術時間の短縮や事故防止につながります

歯科専用CT

サージカルガイドを使用

当院では、精密なインプラント治療をサポートするためのマウスピース型の補助装置(ガイド)「サージカルガイド」を使用します。

インプラントを適切な位置・角度・深さに埋入するため、サージカルガイドは患者様おひとりずつに合わせてオーダーメイドで作成します。

  • 適切な位置・角度で正確に埋入
  • 手術時間の短縮
  • 神経や血管へのダメージを防ぐ
サージカルガイド

万全を期すための滅菌システム

スタッフ全員の意識を高く保ち、徹底的に滅菌をおこなうことで、感染症予防に努めています。

減菌システム

駅前でメンテナンスに通いやすい

快適にインプラントをお使いいただくためにも、継続したメンテナンスは必要不可欠です。当院は学芸大学駅(東急・東横線)から歩いて1分という通いやすさで、通院のストレスを軽減します。

通いやすい

治療の流れ

STEP.1カウンセリング

カウンセリング

インプラント治療について詳しくご説明いたします。治療期間、費用、メリットとデメリットなどについてなど、どのようなことでもお気軽にお尋ねください。患者様に寄り添いながら丁寧にご説明させていただきます。

STEP.2お口の中の検査

お口の中の検査

問診(持病や服用している薬など)の後、虫歯や歯周病などの病気はないかを調べます。必要であれば先に治療します。

レントゲン検査

骨の質、歯の根や顎の骨の状態、噛み合わせなどを確認します。

CT検査

骨の立体的な構造、太い血管や神経の正確な位置、埋入するインプラントの角度や距離を算定します。

STEP.3診断・治療計画の
説明

目黒アーク歯科・矯正歯科院長:吉田哲也

検査に基づいた治療計画を立案し、丁寧にご説明します。具体的なインプラントの本数や使用する材料、手術や治療に関する注意点なども合わせてお話しいたします。すべてにご納得いただきましたら治療スタートです。

STEP.4インプラント
埋入手術

インプラント埋入手術

手術は局所麻酔でおこないます。あらかじめ埋入する場所、角度などが決定していますので、埋入時間そのものは10分程度です。

STEP.5骨とインプラントが
結合するのを待つ

結合するのを待つ

インプラントでしっかり噛むためには、チタンと骨を完全に結合させる必要があります。個人差はありますが、上の歯で6ヶ月、下の歯で3ヶ月ぐらいはかかります。

STEP.6仮の歯を入れる

目黒アーク歯科・矯正歯科院長:吉田哲也

お一人ずつの噛み合わせや顎の動きを計算し、仮の歯を作って装着します。

STEP.7最終的な人工歯の
装着

人工歯

セラミックなどで作成した自然な見た目の最終的な被せ物(上部構造)を装着します。

STEP.8噛み合わせの調整・
メンテナンス

調整・メンテナンス

実際に生活してみて不具合がなくても、必ず定期検診にお越しください。次のチェックポイントを確認すると同時に、歯科衛生士が徹底的に口腔内のクリーニングをおこない、トラブルを未然に防ぎます。

  • インプラントや上部構造にゆるみがないか
  • インプラント周囲炎の予兆はないか
  • 噛み合わせが正しいか

インプラントを長持ちさせる
メンテナンスの重要性

快適に過ごしていただくためには、必ず定期検診を受けてください。インプラントは入れた後こそが重要で、メンテナンス次第で、インプラントの寿命が変わってきます

メンテナンス

メンテナンス不足は深刻な事態を招く

インプラント入れた後「定期検診が面倒だな」とメンテナンスを怠っているとインプラントがグラつき始め、やがて抜け落ちてしまいます

その理由は、インプラント周囲炎です。お口の中にセットしたインプラントにも、天然の歯と同じように細菌性のプラーク(歯垢)が溜まります。放置すると歯茎に炎症を起こし、インプラントを支える骨まで溶かしてしまうのです。

グラつき

インプラントを長持ちさせるために

せっかく入れたインプラントを長もちさせ、快適に使っていただくために、私達と一緒にがんばって定期検診を継続していきましょう。

予防歯科はこちら

定期検診

ご自宅でのケア

インプラントは固定式で、ご自身で取り外す面倒はありません。ご自宅ではインプラントの周りに汚れが残らないように気をつけて、歯ブラシやデンタルフロスを使って丁寧な歯磨きを継続してください。

歯ブラシ

保証制度

当院のインプラント治療では、次の保証制度を設けています。保証を受けていただくためには、必ず定期検診を受けていただくなど、お約束ごとがございますので、カウンセリングなどで丁寧にご説明いたします。

インプラント体 3年保証
上部構造 1年保証
保証制度

値段・料金表

インプラントは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

総額(1歯欠損の場合) 302,500円(税込)
※付帯手術費用を除く

内訳

検査・診断 27,500円(税込)
インプラント埋入手術
(サージカルガイド込)
275,000円(税込)
上部構造
(最終的な被せ物)
165,000円(税込)/1本
※部位・素材によって料金が変わります
※付帯手術(GBR:骨誘導再生法)
55,000円(税込)
※付帯手術(ソケットリフト) 110,000円(税込)
※付帯手術(サイナスリフト) 330,000円(税込)

以下のお支払い方法に対応

  • ・現金
  • ・クレジットカード
  • ・デンタルローン

よくある質問

よくある質問

インプラントができない人はいますか?

顎の骨が少ない、薄い方の場合は「できない」と説明されることがあります。当院では顎の骨の量を増やす治療もおこなっていますので、他院で断られた方もあきらめずにご相談ください

インプラントは治療は医療費控除の対象になりますか?

はい、なります。インプラント治療は「失った歯の機能を補うこと」を目的としているため、医療費控除の対象です。

子供でもインプラントはできますか?

いいえ。残念ながら、成長途中のお子様にはインプラント治療はできません。顎の骨とインプラントが完全に結合するため、成長するにしたがってインプラントの位置がずれたり、抜けて落ちてしまうおそれがあるからです。

インプラントは何歳までできますか?

18歳以上の方でしたら、年齢の上限はありませんが、重要なのは、患者様の全身状態や口腔内の健康状態です。糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などの全身疾患を抱えておられる場合は、治癒速度にも影響を与えるため慎重に判断します。

インプラントは何年くらい持ちますか?

インプラントの平均的な寿命は10年~15年と言われていますが、大切なのは定期的なメンテナンスです。欠かさず定期メンテナンスを続けていくことで、インプラントはより長持ちします

「歯がない」「歯が抜けたままだ」と
当院にご相談ください

目黒アーク歯科・矯正歯科院長:吉田哲也

入れ歯やブリッジを選ばれる前に、ぜひインプラントもご検討ください。自分の歯と同じように、しっかり噛めることは意欲的な毎日につながります。また残っている健康な歯を失うリスクを減らせるという大きなメリットのある治療方法ですので、どうぞお気軽にご相談ください。